第25回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.25

☆毎月1回配信☆

2006/5/31  WED

5月になり、そろそろ新しい環境にも慣れてきたころではないでしょうか?CIPにも、この春からインターンをスタートさせた皆さんからのお便りが届いています。さて、今回は最近話題になっている「ブログ」の、中国最新事情を紹介します。
また、上海外資系5つ星ホテルでのインターンを終えて帰国した長江さんの体験談もご覧下さい。

このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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  1. 「中国風聞帖」  ~ 「博客」在中国 ~
  2. 「光輝歳月」   ~ 海を越えて夢をかなえる ~
  3. 「編集後記」

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1. 「中国風聞帖」   ~ 「博客」在中国 ~

最近、中国では「博客」という新しい単語が良く聞かれるようになりました。「博客」、皆さんは何のことかご存知ですか?この「博客」、今日本でも大流行しているブログ(もしくはブロガー)という意味なのです。ブログはWebLogを略したもので、中国語ではその意訳である「網絡日誌」と呼ばれていました。その他、「部落格」という呼び方などもあるようですが、現在は「博客」という呼び方に定着したようです。一部統計によると、中国のブログ人口は年内に6千万人、2007年には1億人を超える見通しとのこと。中国での「博客」の爆発的な人気が伺えますね。

■豆知識■ 中国版Google

検索エンジン大手のGoogleが中国へ進出して話題となりましたね。このGoogleは中国語で「穀歌」(guge)=「豊作の歌」と言います。Googleが外国語名をつけるのはこれが初めてで、中国の伝統文化を意識しながら、新しい技術で豊かな生活をという意味がこめられているとのこと。

中国版「ブログの女王」

もともと中国では、テレビやラジオ、新聞などのメディアは国から厳しく管理されています。個人が手軽に、自由に意見を発表することのできるブログの爆発的な人気の背景には、そんな事情もあるようです。

では一体どんな「博客」が人気を集めているのかというと、日本と同じく、中国でも人気があるのはやはり「名人博客」(著名人のブログ)や「明星博客」(スターのブログ)です。中でも今一番人気なのが女優の徐静蕾による 「老徐博客」。開設から2ヶ月で訪問者数は300万人に達し、現在までの訪問者は既に2千万人をはるかに越える勢いです。最近では、彼女の「博客」の内容をまとめた本も出版され、まさに中国版「ブログの女王」の称号にふさわしい人気ぶりです。

■豆知識 ■ 中国「博客」大賽

「博客」人気が高まるなか、2005年末には大手ポータルサイトの新浪(Sina.com)が優秀ブログのコンテストを開きました。1万に近い応募の中、大賞に選ばれたのは雅荻的電影網誌。皆さんも中国語学習がてら覗いてみてはいかがですか?

未来のIT大国

統計によると、2005年の中国国内のパソコン生産台数は前年比35.3%、約8千万台に上ったとのこと。2010年にはPC普及率が約10%程度まで達すると予測されており、そうなると1億3千台ものパソコンが中国国内で使用されることとなります。

また、中国の聯想(レノボ)は、2005年第4半期の全世界におけるパソコン出荷台数で、デルやHPに並び、3位にランクインしています。つい最近、米マイクロソフトが中国のIT産業の育成に今後2億5千万元を投じて協力するというニュースも流れました。IT方面でも中国の勢いは止まることを知らないようですね。

■豆知識 ■ 中国ネット人口

先日、アメリカの調査会社が発表したところによると、全世界の15歳以上のインターネット人口は6億9400万人に達しているとのこと。国別の1位はアメリカ(1億5200万人)、中国は7200万人で2位にランクインしました。

2. 「光輝歳月」  ~ 海を越えて夢をかなえる ~

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長江 由紀子 さん  大学生

京都老舗旅館の経験を経て外資系5つ星ホテルへ

「海を越えて夢をかなえる」

高校からずっと海を越えて人と関わる仕事に憧れていました。絶対いつかは、と胸にはあったものの、勤めていた京都の旅館でのいろんな人と触れ合える仕事が好きで、その仕事ができることにとても喜びを感じていました。
しかし忙しさに追われて過ぎて行く時間はあまりに早く、旅館という狭い環境の中でこのまま1年2年と過ぎていくのはもったいないと思うようになったのです。この時間は二度とは帰ってこないのだから、もっとやれるだけやってみようと決断して仕事を去り、このインターンシップと出会いました。

「失敗を重ねて強くなる」

仕事は、まず中国人の英語に慣れるのに時間がかかりましたが、分からないこと、知らないことにぶつかったときは、必ず他のスタッフに聞くようにしていました。ここにはここのやり方があるので、日本人だから、という姿勢ではなく、周りの中国人スタッフと同じような姿勢で取り組みました。問題に直面したときは、自分よりはるかにホテルを知っているス
タッフに解決策を聞き、それを実行しました。

こちらが意見を伝えないと、自分が何を考えどう感じているのか相手は分かりません。
分かってほしい、教えてほしいと積極的になることによって、周りのスタッフも自分の行動を信用してくれるようになります。そして失敗を重ねることで学び、強くなっていきます。どんなことがあってもポジティブに考える姿勢だったこともあり、「習うより慣れろ」で前向きに頑張ったことが良かったのだと思います。

「言葉よりも笑顔」

このインターシップに参加した目的は、世界に通用するプロのホテルマナーを勉強することでした。ホテル学さえ学んだことがない素人の私にとって、全てが学ぶことばかりでしたが、それが刺激的で、これからたくさん身に付けていくことができると思うと胸が弾みました。

そして、インターシップで得た最高の宝は、笑顔の力です。ここに来てから、私は常に笑顔でいるように努力しましたが、それは私自身が、各国のお客様の笑顔、スタッフの笑顔でとても幸せになれたからです。他のスタッフからも笑顔を褒めていただけるようになったのは、それを教えてくれた周りのみんなのお陰です。
ここで働き学んだことは、私自身に多大な影響を与えてくれました。このかけがえない経験を、これからの人生でさらなる糧にしていこうと思います。

♪他の方の体験談はこちらから♪

3. 編集後記

この春から、中国のあちこちでインターンを開始された方からのお便りがCIPへ続々と届いています。「やりがいや楽しさを感じています!」という方、「まだまだ新しい環境で大変・・」という方、様々ですが、皆さんそれぞれの新しい場所で頑張っている姿にCIPスタッフ一同、励ましをもらっています。インターン生の現地報告は、メルマガでもどんどんご紹介していきます。お楽しみに!


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