南京中医薬大学

大学の特長

南京中医薬大学 中医学、看護学、薬学など中医教育の最前線が揃った中国で有数の医薬大学です。

優れた中医医師の称号である「国医大師」の実に1/3を排出している名門校としても知られ、「中国高等中医教育のゆりかご」と称されています。

留学生にとって、この大学の最大の特色は、漢方薬や針灸の知識を学習できることです。 千年古都南京にあり、キャンパスは立派で美しく、辺りに観光地がたくさんあり、上海、蘇州などに行くのにも便利です。

  • 大学の概要
  • 留学コース

大学の概要

基本情報

中国医学・漢方の分野では中国でも長い歴史を誇る大学の一つで、1954年の創立以来、中国全土に中医を送り出してきた中医教育の先進校であり、中国医学にたずさわるエリート人材の育成拠点となっています。また、江蘇省の重点大学でもあります。これまで「浙江省中医進修学校」、「南京中医学院」などへの名称変更を経て、1995年に現校名「南京中医薬大学」に改称されました。

中医学の他、中西医臨床医学、中医薬学、鍼灸マッサージ学など中医関連の総合大学でありながら、情報管理システム学やマーケティング、管理、コンピューター化学など、ビジネス系の学部も備えています。

キャンパスは南京市の仙林エリアと漢中門エリアの2ヵ所に分かれており、基礎医学院、臨床医学院、薬学院、経済貿易管理学院、看護学院、外国語学院、情報技術学院、心理学院など9学院を有します。また付属医院を22ヵ所に設けています。2014年10月時点の在校生数は2万人余りとなっています。  このほか30余りの国・地区の大学や学術団体と提携を結び、国際的な交流を進めています。

【沿革】
1954年: 創立
1995年: 現校名「南京中医薬大学」に改称
2002年: 仙林キャンパスを新設
2010年: 江蘇省の重点大学となる

【留学コースの紹介】
国際教育学院が窓口となり短期トレーニングコース、中国語コースおよび本科・大学院コースで留学生を受け入れています。中国語コースは中国医学専攻に向けた予科クラスと中国語や中国文化を学ぶクラスに分かれています。また英語授業による修士・博士課程カリキュラムもあります。

住所
南京仙林大学城仙林大道138号
サイトURL
http://www.njutcm.edu.cn/
生徒数
電話番号
86-25-85811852
mail
zb2011@njutcm.edu.cn
創立年
1954年

アクセスの方法

南京禄口国際空港からリムジンバス1号線に乗車、バス停「西華門站」で下車し、地下鉄「西安門站」から地下鉄2号線(経天路行き)に乗車します。「羊山公園站」で下車し、1番出口を出て約600m歩くと、南京中医薬大学に到着します。

留学生寮の情報

キャンパス内にあるホテルに滞在することになります。
シングルルーム、ツインルームなど、希望に応じて選ぶことが可能です。

一人部屋の費用
8米ドル~24米ドル/日
二人部屋の費用
8米ドル~24米ドル/日
一人部屋の設備
エアコン、電話、テレビ
二人部屋の設備
エアコン、電話、テレビ

留学生事務所

住 所
南京市漢中路282号
南京中医薬大学国際教育学院
メールアドレス
njuiec@hotmail.com
電話番号
86-25-86798167
86-25-86798206
FAX
86-25-86798167
86-25-86798168

大学の施設

図書館

医学書はもちろん、総合書籍、古書のコーナーまで揃った5階建ての図書館を備えています。
自習室は月曜日から日曜日まで8:30~22:00で利用出来ますので、学習にも非常に便利です。

生活情報

病院
附属病院の南京中医薬大学附属医院が最寄りですが、近隣に江蘇省人民医院もあります
銀行
1km圏内に中国建設銀行、招商銀行などの支店があります。
郵便局
学校の正門から約300mの地点に漢中門郵政があります。
買い物
徒歩圏内に世紀華聯超市、蘇果超ほか、大型スーパーが複数あって買い物には便利な地区です。

留学コース

語学留学

中国語の学習歴があるか否かにかかわらず、留学生の受け入れを行なっています。
また、1年、1.5年の長期留学プログラムだけでなく、6ヶ月の短期留学プログラムもあります。

授業内容

総合中医中国語
基礎中国語、中医中国語
中医中国語閲読
基礎中国語閲読、中医中国語閲読、中医古文基礎
中医中国語リスニング
基礎中国語リスニング、中医中国語リスニング

中国語文化実習
文化旅行(1週間)

入学条件

中医を志す留学生、中国語能力は問わない

学習期間

春季
春季開始~1.5年
秋季
9月1日~1年

費用

学費
15,200元/年
保険
申請費
600元
その他の費用

本科留学

専攻分野
中医学、薬学、薬物製剤、国際経済及び貿易、公共事業管理、コンピュータ科学及び技術、マーケット経営学、鍼灸マッサージ学、情報管理及び情報システム、中医西洋医結合、英語、応用心理学、リハビリ治療学、電子ビジネス、中薬学、製薬工程、看護学、漢方薬学資源及び開発

学習期間

春季
秋季
5年

入学条件

年齢
学歴
高校卒業以上
その他の条件

必要書類

申請時期

春季
秋季
8月15日まで

費用

学費
24,000元/年
保険
申請費
その他の費用

大学院留学

専攻分野
修士課程:
中医外国語、中医西洋医結合基礎、中医基礎理論、中医臨床基礎、社会医学及び衛生事業管理、方剤学、中医診断学、漢方薬学、中医内科学、社会医学及び衛生事業管理、中医医史文献、中医外科学、中医耳鼻咽喉科学、中医小児科学、中医産婦人科学、中医骨傷科学、中医医史文献、中医全科医学、中医リハビリ学、リハビリ学及び物理療法学、鍼灸推拏学、中医西洋医結合臨床、中医西洋医結合内科学、薬物理論学、薬剤学、生薬学、看護学、中医西洋医結合看護学
専攻分野
博士課程:
中医基礎理論、中医臨床基礎、中医医史文献、中医小児科学、中医西洋医結合臨床、中医耳鼻咽喉学、方剤学、中医診断学、中薬薬物理論学、中薬加工処理学、針灸推拿学、中薬学、中医リハビリ学、中医西洋医結合基礎、中薬薬剤学、中医資源及び鑑定、中薬化学及び分析、中医外科学、中医内科学、中医産婦人科学、中医骨傷学

学習期間

春季
秋季
3年

入学条件

年齢
学歴
大学卒業以上
(博士課程は修士学位取得者以上)
その他の条件
修士課程:大学准教授以上の推薦があり、入学審査に合格したもの、または中国の医薬系大学で4年課程を卒業し、その大学の推薦がある者。
博士課程:大学教授2名の推薦があり、入学審査に合格した者。
いずれもHSK6級取得要、未達の者は入学後、中国語の補習を受ける必要があります。

必要書類

1.南京中医薬大学外国人留学生学習出願書、出願料
2.卒業修了証書、成績証明書のコピー
3.健康診断証明書
4.経費の支払い能力証明書
5.各推薦書

申請時期

春季
秋季
8月15日まで

費用

学費
修士:32,000元
博士:40,000元
保険
申請費
その他の費用