第16回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.16

☆毎月1回配信☆

2005/08/31 WED

先日、2005年度中国・都市競争力ランキングが発表され、トップは上海、第2位に広州、第3位は北京でした。今回はこの最も注目されている3都市を簡単に皆さんにご紹介いたします。また、そこでインターンシップをしている皆さんから各都市の魅力を教えていただきました。各都市でそれぞれに頑張っている彼女たちのインターン報告と合わせてお届けいたします。

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  1. 「中国風聞帖」  ~ 中国三都物語 上海・北京・広州 ~
  2. 「光輝歳月1」   ~ 上海に一目ぼれ ~
  3. 「光輝歳月2」   ~ 北京の優しさに触れて ~
  4. 「光輝歳月3」   ~ 中国南方の魅力 ~
  5. 「編集後記」

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1. 「中国風聞帖」   ~ 中国三都物語 上海・北京・広州 ~

 中国には、「経済の上海、首都の北京、チャンスの広州」という言い回しがあります。それぞれに特色のあるこの3都市で、先日中国の某調査会社が若者を対象に、「仕事をする目的」について調査を行いました。結果は各都市それぞれの個性がうかがえるものとなりました。今回はこの調査から見えた3都市を簡単にご紹介いたします。

上海 ~ 「自分が頼り、自分のため」

上海の若者には「夢と抱負のため」に仕事を頑張るという人が最も少なく、「収入と待遇のため」に働くと回答した人が比較的多い。中国一の都会として先進国の個人主義の強い影響と、中国伝統の自己保護主義を併せ持ち、「自分が頼り、自分のため」というのが上海人の原則となっている。また、「個人の能力発揮」のために働くとした人がわずかであったことから、上海人が創造力や開拓精神に欠けているとの指摘もある。

北京 ~ 「夢と抱負のため」

北京人は「夢のため」に働いている。仕事の目的を「責任感の駆使」と回答した人が多く、「収入と待遇」と回答した人が最も少ない。北京の人は 責任感が強く、夢がある。「国のために貢献する」と考えている一方、首都生まれならではの優越感も強く、「首都にいるから優遇を受けるのも当たり前」と、仕事上では責任感は強いが、協力意識は低いというのが北京人の評判である。

広州 ~ 「冒険と開拓」

広州では「収入と待遇のため」を仕事の目的に選んだ人が最も多いのに対し、「責任感の駆使」と「国のために貢献する」と回答した人が最も少ない。また、「夢と抱負のため」と回答した人は広州人にも多い。広州人が冒険精神と開拓精神に富んでいて、政治離れが強く、空論を嫌う傾向にあることがよくわかる結果となった。

参考文献: 05年中国都市競争力シンポジウム「2005年都市競争力青書」
05年「北京青年報」  「中国情報局」

2. 「光輝歳月1」   ~ 上海に一目ぼれ ~

16 1酒井 さん 

酒井さんの上海ビジネスインターン物語

西洋・東洋混在の上海に一目ぼれ

上海といえば、西洋と東洋の混在、過去と未来の交錯などロマンティックなイメージの漂
う街ですが、私にとってはエナジェティックな街の一言に尽きます。急成長中の都市だけ
あって放出されるエネルギーがとにかくすごい。ヒト、モノ全てが元気で前向き、時に騒々
しく慌てん坊。頑張れば頑張った分だけ明るい未来が待っている。そんなことを素直に信じてしまえる雰囲気が上海にはあります。この街で暮らしたいと強く思い、まさに上海に一目ぼれ、でした。

専門知識を深めて、さらに広い世界へ

現在お世話になっているのは、食品をメインに取り扱う貿易の会社。主な仕事は、会社ホームページの日本語版作成や日本の貿易機関への問い合わせ、海外からの商品照会に対するメール作成などです。比較的規模の小さい会社なので何事も丁寧に教えてもらえとても勉強になります。もっと中国語を覚え、貿易の知識も深めて仕事の幅を広げていくことが当面の目標です。

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3. 「光輝歳月2」   ~ 北京の優しさに触れて ~

16 9木谷 さん

北京日本語講師インターン物語

北京の人の優しさに感動

北京に来て、一番感じたのは、北京の人の暖かさです。私は毎日自転車で出勤していますが、タイヤの空気が抜けているだけなのにパンクしたといって修理に出したことがあります。自転車屋のおじさんは私のしどろもどろな中国語に面倒そうな顔をしつつ丁寧にパンクした箇所を調べてくれました。パンクしていないことが分かるとさすがにあきれた様子でしたが、本当にパンクしてからまた来てねと少し笑顔を見せてくれました。
その笑顔は本当に温かいものでした。街の店員の接客は型にはまっていないため、その人自身の人柄を感じ取ることができます。ちょっとした温かさや優しさを垣間見たとき、北京の人はいい人だと素直に思うのです。

日本を教えて、中国を学ぶ

私は大学で日本語を教えています。初めての授業の時はとても不安で緊張しました。
しかしびっくりするくらいたくさんの質問が出ました。授業初日から私はこのクラスの一員なのだと感じることができました。生徒達を見ていると相手が先生であれ、初対面の人であれ、いい意味で遠慮なく対等に接していると思います。初対面の人とでもすぐに打ち解けあうことができる、そんな人たちと一緒に授業をしているからこそ、私はクラスの一員として受け入れられているのだと感じ、楽しく授業ができているのだと思います。また学生との接触の中で、中国について、中国人について、さらに深く理解できました。

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4. 「光輝歳月3」   ~ 中国南方の魅力 ~

16 6西 さん

広州ホテルインターン物語

広州の魅力

初めての広州では、香港とは違う街の雰囲気に圧倒されるばかりでした。東京顔負けの高層ビルが立ち並んでいるのに、その下には交通ルールが殆ど無いと言ってもいいような混雑した道路、臭くて汚い屋台通り。その何とも言えないコントラストに最初は戸惑いましたが、2,3ヶ月もすると時間があれば繁華街に繰り出し、買い物を楽しむようになっていました。人それぞれですが、私には南方の方が肌にあっていると思います。
ほぼ年中通して蒸し暑くて、ごちゃっとした感じの街が私は大好きです。

全て一から勉強し、最高サービスを目指す

ラッキーなことに今年の7月に、再びホテルインターンシップの形で広州にこれました。丁度ホテルは改修中で、来月中旬にリニューアルオープンなので今はずっとトレーニングをしています。私はホテルで働いたことが全く無いので本当に大変です。ホテルの歴史、幹部の名前、部屋の種類、ホテルの専門用語、PC操作等、すべて一からの勉強です。
フロントSTAFFも私と同じManagement TraineeのSTAFFもとても良くしてくれています。
中国語が聞き取れないことも度々ですが、私が理解できるまで何度も何度も説明してくれます。本当に恵まれた環境だと思っています。

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♪他の方の体験談はこちらから♪

5. 編集後記

8月も末、そろそろ夏休みも終わりですね。夏休み、皆さんはどう過ごされていましたか?
CIPでは今年の夏も中国にて短期インターンシップ研修を実施しました。今年は北京・天津上海・大連の4都市で研修を行いました。それぞれの街ならではの、それぞれのインターン体験、詳細は次号メルマガにて皆さんにお伝えしたいと思います。お楽しみに♪


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