第24回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.24

☆毎月1回配信☆

2006/04/27 THU

今年の春も、日本各地からの大学生たちが北京・上海・天津・大連の各都市で、短期インターンに参加しました。「中国経済の発展ぶりを見てみたい」「大学で学んだ中国語を試してみたい」「就職前に、中国で社会人体験してみたい」など
参加した理由は様々。1ヶ月間の中国体験でそれぞれに、「今まで知らなかった中国」と、「今までと違う新しい自分」を見つけることができたようです。

今回は、春の短期インターンに参加した方から、3人の体験談をご紹介します。

このメルマガを皆さんの周りの中国ファンの方にもご紹介いただければ幸いです。
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  1. 「光輝歳月1」  ~ 将来の夢に繋げるインターン ~
  2. 「光輝歳月2」  ~ 教えることの難しさ、楽しさを知った ~
  3. 「光輝歳月3」  ~ 自分の目で確かめた中国 ~
  4. 「編集後記」

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1. 「光輝歳月1」   ~ 将来の夢に繋げるインターン ~

先ごろ、中国の国家主席がアメリカを訪問し、ブッシュ大統領と並ぶ姿が連日ニュースで流れていました。国際社会で、確実に存在感を増している中国。将来は国際舞台にチャレンジしたいと思っている方の中にも、中国をその活躍の場としたいという方が増えているようです。

今回は、国際的な仕事へのチャレンジの場に中国を選んだ、3人の大学生の短期インターンシップ報告をご紹介します。

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英語・中国語で仕事体験!

上海・短期ホテルインターン
独協大学   川戸 さん

この経験が自分の将来につながる、と思い今回のインターンに参加しました。大学では、英語と中国語の2ヶ国語を専攻しており、国際的なホテルで、英語と中国語を使って仕事体験ができるのは、自分の専攻を生かすことができるとても素晴らしい機会だと思い応募しました。

インターンでは、主にホテルレストランで日本人のお客様を助けるという仕事をしました。日本のお客様に質問をされて、私が中国人のスタッフに聞き、そのお答えをお客様に伝えたりしました。日本人のお客様が「レストランにも日本人スタッフがいて安心だよ。」と言ってくださったとき、私はちゃんと役に立っているのだと感じとてもうれしかったです。日本人以外のお客様もいらっしゃり、中国人、欧米人のお客様を始め、普段は関わるこ
とがなかったインドの方や東南アジアのお客様にもサービスをし、とても貴重な体験となりました。

海外で日本人ではない、文化も考え方も違うスタッフと働くのは大変なこともありました。中国語が聞き取れなかったり、言いたいことをうまく話せないということもたびたびでした。しかし、時がたつにつれて会話も増え、お互いの国のことを教えあったりしていくうちに打ち解けていくことができました。言葉は全て通じなくても心を開いていけばいくほど仕事を楽しく感じるようになりました。もっと中国人スタッフと仲良くなってたくさん話をしたかったとも思います。これからインターンシップされる方もきっとすばらしい出会いをして素敵な仕事仲間ができると思います。また海外で日本人以外の人と一緒に仕事を楽しくできたということは私の自信にもつながりました。

私の将来の夢は語学を使い、日本と世界とをつなげるような仕事につくことです。今回のインターンシップでは私の夢に近い仕事を体験できてとても幸せに感じます。将来の夢を叶えるためにも日本に帰ってからも英語と中国語の勉強を頑張って続けて必ず国際舞台で働きたいと思います。

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2. 「光輝歳月2」   ~ 教えることの難しさ、楽しさを知った ~

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北京・短期日本語講師インターン
関西外国語大学 日下さん

インターンシップを通して一番勉強になったことは『本当の自分に出会うことができた』こ
とだと思います。インターン先は、中国一、二を争う某大手の会社だったのですが、そこで僕はその会社の同じラボの皆さんに日本語を教えていました。日本語を話せる人がサポーターとして就いていてくれたのですが、それでも初めのうちは何を教えていいの
か全くわかりませんでした。

一週間くらい本当に悩み続けて教えることの難しさを知りました。一時は本当に『帰りたい』とさえ思っていました。でも、更に一週間くらい経った時からふと、今までとは違い、教えることの楽しさを初めて知りました。帰国前に『また日本語を教えに来てくださいね』と言われたときには、今までの苦労が本当に報われたんだなと改めて実感しました。

僕は将来英語の教諭になりたいと思っているのですが、そう言った意味でも人に何かを教えることの二面性を知ることができ、今までにないもう一人の自分に出会うことができたような気がしました。

これからインターンシップに参加しようと考えている皆さんへのアドバイスは『自分の生まれ育った国と中国との文化の違いに深い興味を持ってほしい』ということです。確かに自国の文化はとても大切です。しかし、『郷に入っては郷に従え』という諺にもあるように、海外では、文化は全く違います。その違いを十分認識すれば、絶対に素晴らしくかけがえのない体験になることを保証します。また、語学の勉強も重要ですが、自分の視野を広げるという意味でも是非お勧めしたいです。僕にとっては将来の自分はどう在るべきなのか、少し教えられたような一ヶ月間でした。

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3. 「光輝歳月3」   ~ 自分の目で確かめた中国 ~

24 9上海・短期ビジネスインターン
立命館大学  萩原さん

私がなぜ今回のインターンシップに参加したかというと、まず大学の授業で中国経済に関することを学ぶ機会が多かったことがあります。発展が目覚しい中国経済で、何が問題になっているのか、日本との関係など、私自身とても興味のある分野でした。しかし日本にいて学ぶだけでは、変化の激しい中国を捉えきれないと思い、実際自身の目で発展とは何か、中国の成長が著しいとはどの程度のものなのかということを見たいと思ったのです。

インターンシップ先はソフトウェアの開発を行っている会社でした。私はプログラミング中の日本語のミスのチェックをしたりしました。中国企業に入ったことで、彼らの働く姿をじかに見ることが出来ました。仕事への取り組み方や、人とのコミュニケーションのとり方など、日本との違いに驚いたり、ビジネスマナーなどとても勉強になりました。私自身は会社で働いた経験がなかったので、本当に貴重な体験でした。

将来は国際的なイベントに関わっていきたいと思っています。まずは2010年にまた上海に戻り、上海万博に関わることができたらと思っています。

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♪他の方の体験談はこちらから♪

4. 編集後記

CIPの短期インターンシップも、今年の春で7回目となりました。この短期インターンシップを通して、数多くの学生たちが中国語の上達だけでなく、今までに無い自分や、将来の夢を見つけ、また、それに向かって努力するパワーを取り入れてくれたようです。彼らのチャレンジ精神が、皆さんの励ましになればと願っています。


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