第75回中国留学メールマガジン

china internship program メルマガ VOL.75

☆毎月1回配信☆

2010/07/30 FRI

夏本番の空の色はやっぱり清々しいですね。学校は夏休みのシーズン。
この時期に合わせて、話題の映画作品が続々と公開されますね。

中国の映画産業はまさに今急成長を遂げ、新たな局面を迎えています。今回は中国のシネマビジネスを覗いてみましょう。あわせて、留学とインターンシップににチャレンジされている石井さんの体験談もご覧下さい。

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  1. 「中国風聞帖」  ~ 新・東洋のハリウッド! 中国映画ビジネスの革新 ~
  2. 「光輝歳月」   ~ 「価値のある4ヶ月間」 短期集中留学体験レポート ~
  3. 「編集後記」

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1. 「中国風聞帖」   ~ 新・東洋のハリウッド! 中国映画ビジネスの革新 ~

目覚しい成長が期待される中国映画産業。昨年は450作品、約800億円の興行収入と過去最高記録を打ちたてました。かつて東洋のハリウッドと称された香港や中国大陸で映画ビジネスの成長が今、新たな局面を迎えています。今回は、中国の映画産業に関してご紹介します。

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映画の都 in CHINA

中国の映画の都、それはかつて東洋のハリウッドと称された香港でした。人口700万人という決して大きいとは言えない市場ながら、最盛期の1990年代前半には300作品もの映画制作数を誇り、映画の輸出数ではアメリカに次ぐ規模でした。

しかし、2005年以降、香港の映画制作数は50作品にまで減少していきます。それに反比例するように香港や中国全土の映画スクリーンでハリウッド大作が席巻するようになりました。この状況を打破すべく、香港映画が選んだ道は、中国大陸との映画タイアップでした。

その先駆けとなったのが、香港映画界の巨匠、ピーター・チャン(陳可辛)監督が、「3年間で15作品のタイアップ」、「将来の中国映画界を担う中堅人材育成」などを掲げ、中国最大の映画配給会社らと北京に設立した「人人電影有限公司」です。初作品『十月圍城』(BodyGuards And Assassins)は、昨年の中国の最大ヒット映画となり、中国映画ビジネスが新しいステージに乗り出しました。

国際的な飛躍へ向かう中国映画ビジネス

香港と中国大陸映画の融合が進むことで、本場ハリウッドにも引けをとらない映画ビジネスのシステムの構築が促進されています。

大ヒット映画『十月圍城』を例に挙げると、映画スポンサー9社が巨額の資金を投資し、中国史上初ともいえる大規模な宣伝戦略を実施しました。公開10ヶ月前から封切り直前まで、国内32のTV局で大々的なPRが展開され、多くの注目を集めました。その結果、公開3日目にして約10億円を突破する異例の大ヒットを記録することになりました。

投資、映画制作、PRなどのノウハウを集結させることで、中国映画の国際競争力も高め、今後の映画産業発展に欠くことのできない土台を築くことができます。今後10年間で急速な発展が見込まれる産業として、中国政府は映画産業に対して優先的な資金優遇などを含む全面支援を表明し、中国国産映画の輸出、国際的展開をさらに積極的に進める方針を打ち立てています。

香港と中国大陸の映画ビジネスの融合により、中国映画産業の国際進出が着実に進められています。

魅惑の"新・東洋のハリウッド"

世界的な金融危機のもとでも規模を拡大し続けている中国の映画産業は、2010年上半期、すでに一昨年の興行収入を上回り、中国の各都市では、続々と 映画館が建設され約150軒も増加しています。映画館建設ラッシュともいえるこの現象は、中国でも人気を博している3D映画の影響が大きくあり、中国映画界でも最新の3D技術の導入が今後の重要なテーマとして挙げられています。

また、最近の傾向として、大作映画だけがヒットするのではなく、中小規模の映画が着実に存在感を増し、中国の映画ニーズの多様化が進んでいます。例えば北海道を主な舞台に繰り広げられるラブコメディ『非誠勿擾』(狙った恋の落とし方)は同時期に上映された歴史大作『レッドクリフ』を超える興行収入を記録しただけでなく、ロケ地北海道への中国
人観光客が約2倍に増加するなど社会的ブームを巻き起こしました。

経済的な波及効果の高い映画ビジネス。今、香港、中国大陸、台湾の映画界で、資本と経営ノウハウと人材の融合が進み、まさに"新・東洋のハリウッド"が誕生しようとしています。

2. 「光輝歳月」  ~ 「価値のある4ヶ月間」 短期集中留学体験レポート ~

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石井 優衣 さん  大学3回生

4ヶ月の中国留学の手ごたえは自分の付加価値を高めたこと
留学後、ホテルインターン奮闘中☆

Q1:中国留学をしようと思ったきっかけは何ですか?

そろそろ就職活動の季節になり、企業の説明会などに参加する生活を送っていましたが、
ふと自分の過去を振り返ってみると、何もアピールする材料がないことに気付きました。

以前中国に旅行に行った際に、全く中国語が喋れなくて意思疎通できなかったこと、また、経済発展している中国に興味があった事等から、中国へ留学したいと思う気持ちが強くなり、4か月中国語留学に参加することを決意しました。

Q2:留学のはじめ頃はどのような気持ちでしたか?

大学の第二言語で中国語をとっていたにもかかわらず、ニーハオくらいしか言えない私は、最初の自己紹介も思っていたほどできず、正直4ヵ月先の自分を想像することができませんでした。本当に4ヵ月という短い期間で、中国語を話すことができるようになるのかと、とても不安に思うと同時にやれるだけのことはやりたいと思いました。

Q3:授業や留学中の生活はどうでしたか?

私は初級班に参加し、発音からスタートしました。毎日1課ずつ勉強していくのですが、最初先生がおっしゃっていることを全く理解することができませんでした。

分からない単語のピンインを黒板に書いてもらい、辞書で調べて初めて理解することができるという日々を送っていました。しかし、全く中国語を理解できなかった私が、毎日教えてもらった単語を確実に覚えていくと共に予習、復習を真面目にしていくことで、だんだんと中国語が身についていき、1ヶ月くらいしたころから、先生の話を大体理解することができるようになっていきました。

買い物での値段交渉やレストランでの注文等、すらすらとできるようになり、どんどん中国での生活が楽しくなっていきました。

Q4:留学中の最大の収穫は何ですか?

私は、この4ヶ月間中国語を勉強したことで、中国語に対してよりいっそう興味を持つことができました。それとともに、中国の事が大好きになりました。自分にとっても付加価値をつけることができたと思います。

Q5:最後にインターンに向けての意気込みを聞かせてください☆

私はこれから、学んだ中国語をさらに磨くためにホテルインターンシップをします。海外の社会に踏み込んでみることは、とても貴重な経験になることと思います。自分の人生の中で、自信を持ち、誇ることができる経験をしたいと思っています。

私は4ヵ月プログラムに参加して、本当によかったと心から思っています。少しでも中国に興味がある方はぜひ参加してみることをお勧めします。

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♪他の方の体験談はこちらから♪

3. 編集後記

 中国語を勉強しだして観るようになった中国映画。作品ごとに垣間見れる中国の景色、生活から多くのことを学び、実際に中国のこんなところを見てみたい、知りたいと思うきっかけをたくさんもらいました。


 

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